
みなさんこんにちは
魔法使い系Vtuberのアヤナです!
今日はノンリニアアニメーションについて解説していきます。

それでは早速いってみましょう!
スタート!
ノンリニアアニメーションとは
ノンリニアアニメーションとは作成した移動や回転などのアニメーションを違うフレームにコピーしたり、アクションを補完する設定など、一連の動きを作成したアニメーションのことです。
作成したアクションを管理・編集できるエディタを「ノンリニアアニメーションエディタ(※1)」といいます。
(※1)ノンリニアアニメーションエディタ… NLAエディタ:Non Linear Animation editor
複製:1つのアクション

やりたいこと
設定したアクションを違うフレームでも使えるように複製します。
事前に準備すること

まず、キーフレームの60に、Y軸方向に360度回転させるアニメーションを設定します。
操作手順
1. エディタータイプを変更する

タイムラインウィンドウの左上の時計のアイコンをクリックし、 ノンリニアアニメーションをクリックします。
2. アクションからストリップに変換する

Cubeというオブジェクトに対して一つのアクションが設定され、アクション全体がオレンジ色で表示されています。
キーフレーム間の濃いオレンジ色が実際にアクションの設定されている部分です。
このアクションを編集するため、ストリップという編集できる状態に変更します。

アクション名(ここではCubeAction)の右側の白いアイコンをクリックします。

するとキーフレーム間のアクションが、ストリップに変更されて黄色く表示されます。
これでアクションの編集ができるようになります。
3.複製(コピー)する

ストリップ上で右クリックをし、複製をクリックします。

ストリップ(ここではCubeAction.001)が複製されたことを確認します。
4.違うフレームに配置する

動かすストリップ上でキーボードの「G」を1度押します。
するとストリップが紫色になり、マウスで移動できるようになります。

配置場所が決まったら、クリックしてストリップを配置します。
今回は100フレームに回転のアクションを設定したいので、100フレームにストリップを配置します。
5. 実際に動かしてみる

実際に動かしてみると、100フレーム目からもう一度回転していることが確認できます。
アクションを補完

やりたいこと
続いて、設定した2つのアクションを、キーフレームを使わずに一連の動作に繋げてみます。
操作手順
1. アクションを補完する

先ほど複製したストリップを、キーボードの「G」を一度押して、複製元( CubeAction )と同じ階層に並べます。

一つのアクションをクリック後、キーボードの「Ctrl」を押しながらもう一つのアクションを選択します。
前後のアクションを選択した状態でキーボードの「Shift + T」を押すと、Transition という水色のストリップが追加されます。
2. 実際に動かしてみる

実際に動かしてみると、60から100フレーム間のアクションが補完されたことが確認できます。
メタストリップ化

やりたいこと
続いて、設定した2つのアクションをまとめて、一つのアニメーションにしてみます。
事前に準備すること

キーフレームの30に、Y軸方向に360度回転させるアニメーションと、キーフレームの90に、Y軸方向へ10m移動した後、キーフレームの120で元の位置に戻るアニメーションを設定します。
操作手順
1. 2つのアクションを繋げる

まず、30フレーム目から60フレーム目のアニメーションが設定されていない部分を削除するため、ストリップを分割します。
先ほどと同じようにNLAエディタを開き、ストリップ上で右クリックをして「ストリップを分割」をクリックします。

今度は60フレーム目に移動し同じようにストリップを分割します。

するとこのように、ストリップが分割されます。

そして、この CubeAction.003 だけを選択した状態で右クリックをし、「ストリップを削除」をクリックすると、CubeAction.003 が削除されます。

そうするとストリップの間が空くので、Gキーを押して移動させて、ストリップ同士を繋げます。
2. メタストリップ化させる

2つのストリップを選択した状態で、キーボードの「Ctrl + G」を押すと、meta という紫色のストリップ1つに変更されます。
3. 実際に動かしてみる

実際に動かしてみると、回転と移動のアニメーションが繋がり、一つのアニメーションになっていることが確認できます。
以上でノンリニアアニメーションについての解説を終わります!

みなさんいかがでしたか?
今日の解説は理解できましたか?
それでは、また次回の講義でお会いしましょう!
それじゃあまた!バイバイ!
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