
みなさんこんにちは
魔法使い系Vtuberのアヤナです!
今日は被写界深度の調整について解説していきます。

それでは早速いってみましょう!
スタート!
被写界深度とはピントが合っている範囲の事を指しており、被写界深度を調整する事によってカメラのフォーカスをぼかしたりピントを合わせたりする事ができます。
それでは被写界深度の調整を行っていきましょう!
被写界深度を調整するカメラの選択

まず、「タイムライン」パネルで、被写界深度を調整するカメラレイヤーを選択します。
「カメラ設定」を開く
「カメラ設定」を開いて被写界深度を調整するのですが、「カメラ設定」を開くには3つの方法があります。

一つ目の方法はメニューバーの「レイヤー」から「カメラ設定」を選択します。

二つ目の方法は「タイムライン」パネルでカメラレイヤーをダブルクリックします。

三つ目の方法は調整したいカメラレイヤーを選択し、キーボードのショートカットCtrl+Shift+Yを押します。

すると、「カメラ設定」ダイアログボックスが表示されます。
「カメラ設定」の項目を調整する

まず、被写界深度を調整する為には「カメラ設定」の「被写界深度を使用」項目にチェックをつけ「ズームに固定」のチェックを外します。

「フォーカス距離」の値を変更すると、コンポジションパネルのフォーカスもリアルタイムで変化するので、ぼけを確認しながら調整できます。ただリアルタイムでぼけを確認するにはビューが「アクティブカメラ」か「カメラ1」に設定されていないと確認できませんので、注意してください。

メニューバーのビューから「定規を表示」を選択すると、コンポジションパネルに定規が表示されるので、大まかな距離を測定する事ができます。

次に手前のレイヤーだけフォーカスが合った状態で後ろのレイヤーはボケている状態にする為に「フォーカス距離」と「絞り」を調整していきます。
まずはフォーカス距離を600mm、絞りを0mmに設定します。

このように手前のレイヤーと後ろのレイヤーと両方フォーカスが合っている状態となります。

フォーカス距離は600mmのままで絞りを100mmに設定してみましょう。

このように後ろのレイヤーが少しぼけた状態になりました。

さらに絞りを200mmにしてみましょう。絞りの値を増やすとそれに伴ってF-Stopの値は減っている事がわかります。

このようにさらに後ろのレイヤーがぼけた状態になりました。

続いて絞りは200mmのままでフォーカス距離を900mmに設定してみましょう。

このように手前のレイヤーはぼけた状態で後ろのレイヤーがフォーカスが合っている状態となりました。

最後にフォーカス距離は900mmのままで絞りを0mmに設定してみましょう。

手前と後ろの両方のレイヤーがフォーカスが合っている状態となりましたが、一番始めの状態と比べるとズームされた状態になっている事がわかります。
これで被写界深度の調整についての解説を終わります!

みなさんいかがでしたか?
今日の解説は理解できましたか?
それでは、また次回の講義でお会いしましょう!
それじゃあまた!バイバイ!
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